監督 | アラン・コルノー Alain Corneau |
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脚色 | アラン・コルノー、パスカル・キニャール Pascal Quignard(原作、台詞も) |
撮影 | イヴ・アンジェロ Yves Angelo |
オリジナル音楽 | ジョルディ・サヴァル Jordi Savall (ジョーディ・サヴォール/ジョルディ・サバール表記もあり) |
使用楽曲 | サント=コロンブ Sainte-Colombe:Les pleurs / Gavotte du tendre / Le retour マラン・マレ Marin Marais:Improvisation sur ’Les Folies d’Espagne’ / L’arabesque / Le Badinage / La reveuse ジャン=バティスト・リュリ Jean-Baptiste Lully:Marche pour la ceremonie des Turcs フランソワ・クープラン Francois Couperin:Troisieme lecon de Tenebres サヴァル:Prelude pour Monsieur Vanquelin / Une jeune fillette (d’apres une melodie populaire) / Fantasie en mi mineur (d’apres un anonyme du XVIIeme) |
出演 | ジャン=ピエール・マリエール Jean-Pierre Marielle(サント=コロンブ) ジェラール・ドパルデュー Gerard Depardieu(マラン・マレ壮年時代) アンヌ・ブロシェ Anne Brochet(マドレーヌ、サント=コロンブの娘) ギョーム・ドパルデュー Guillaume Depardieu(マラン・マレ青年時代) |
内容 | 18世紀の初頭、功なり名を遂げた、老いた作曲家マレの回想で始まる。 17世紀後半のフランス。妻の死後、娘二人を育てながら、華やかなルイ14世のサロンや世間とは、隔離した生活を送るサント=コロンブ。 野心に満ちた若きマレが訪れ、教えを乞うが拒絶する。マレに恋愛感情を持つマドレーヌは、秘かに父から教授された技法を彼に授けていく。 マレは宮廷音楽家(ヴィオール奏者)として採用された。マドレーヌの元を去るマレ。その後に彼女は一人出産をする。 時が経ち、重い病の床に就いたマドレーヌの元にマレは呼び寄せられた。嘗て彼女の為に書いた曲を演奏しマレが去った後、彼女は自ら死を選ぶ。 マレは自分の音楽が空虚なものだと漸くに悟り、改めて教えを乞う。三年後、娘を失った悲しみに暮れるサント=コロンブが再び楽器を手に取り、初めて本当に教授するのだった。 |
受賞 | 1992年度セザール賞:作品、監督、助演女優、音楽、撮影、衣装デザイン、音響賞受賞 |
備考 | 監督は谷崎潤一郎を愛し、撮影前に「陰翳礼讃」をスタッフに読ませたという。また作風に、敬愛する溝口健二の影響がある、と言われている。 |